小児歯科

子どもの虫歯治療

当クリニックは、できるだけ抜かない削らない虫歯治療を行います。また、高性能の機器や技術、患者様に配慮した「痛くない」虫歯治療を行うことが可能です。
キッズスペースは、絵本やテレビ、おもちゃなどをご用意しておりますので、お子様も退屈しません。
また、治療中にお子様の様子が気になる方のために診察室からキッズスペースが見れる仕組みもございます。

子どもの歯の治療の目標

お子様の虫歯の予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、
健康なお口の状態に育てることを目標にしています。
成人するまでのお口の中の成長状態に合わせた小児治療をご一緒に考えて参ります。

子どもの歯の治療の重要性

「子どもの虫歯」は、罹患することが当たり前のように思われがちですが、子どもの場合は虫歯の進行が早いので、単に歯磨きをするだけでなくご両親が毎日しっかりと口の中を管理してあげることが大事です。また、小児の歯科治療は大人の治療と同じように見えて大きく異なります。
「乳歯は生え変わるから大丈夫。」というわけにはいきません。幼少期における歯列の健康状態は顎の成長に伴い、永久歯列の形成に大きな影響を及ぼします。将来的な予想をしながら、常に美しく健康な歯の状態でお子様が成長できるようにしておくことが大切です。

お子様の虫歯予防のポイント

年齢によって気を付けるポイントは異なります

乳歯萌出前期(0~2歳)

  • 哺乳びんにショ糖を含んだ飲料を入れない。(イオン飲料、野菜ジュース、乳酸飲料、清涼飲料水など)
  • 保護者の方による仕上げみがき、フッ化物配合歯磨剤の使用をお薦めします。

乳歯列完成前期(2~3歳)

  • 歯みがきと洗口の動機づけを導入する。(うがいは自然に出来るようになるのではなく、練習して出来るようになります。お風呂に入った時にでも、練習させてください。)
  • 歯みがきの習慣化とフッ化物配合歯磨剤の使用。
  • 間食の摂り方を考える。(甘いものは土曜日だけなど)
  • 虫歯のリスクを判定したうえで適切な予防手段をとる。

乳歯列完成後期(3~6歳)

  • フッ化物塗布を行う。(年に4回程度、永久歯が生え揃う小学校6年生から中学1年生くらいまで継続することが望ましいです。)
  • 4歳からフッ化物洗口を始め、14歳くらいまで継続する。
  • 定期健診を受ける。

永久歯列萌出期(6~12歳)

  • ターゲット歯(6歳臼歯)のブラッシングに注意する。
  • 学校または家庭でのフッ化物洗口をする。⇒14歳くらいまで継続する。
  • デンタルフロスを使用する。(上あごの前歯)
  • 虫歯の原因や、おやつの摂り方などを歯科医院、学校などで学んでいく。

永久歯列完成期(12~16歳)

  • 市販の洗口剤を使う。
  • 歯垢・歯石についての知識と歯周病に関して、歯科医院での健診を通して学ぶ。

当クリニックの虫歯予防

フッ素塗布

お子様の虫歯菌の繁殖を抑えるのに有効な方法は歯磨きと虫歯に対する抵抗性を高める「フッ素塗布」があります。フッ素を歯の表面に浸透させることで、エナメル質が硬く強くなり、虫歯の原因菌に対する抵抗性が高くなります。
また、軽度の虫歯は定期的にフッ素を塗布することで歯の再石灰化を促進し虫歯の進行を抑制することができます。

シーラント

お子様の奥歯は、まだ成長過程の時には深い溝になっています。これは、成長と共にすり減って、溝は浅くなるのですが、まだ幼いうちは溝が深く複雑な形状のため、汚れがたまりやすく虫歯の原因となります。その溝を「シーラント」というフッ素を含んだ樹脂で塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことができます。

ブラッシング指導

当クリニックでは、お子様の成長段階に合わせた正しい歯磨き指導を行っています。歯と歯の間や奥歯など、磨き残しが多い部位をお伝えし、適切に歯を磨けるようにわかりやすくアドバイスいたします。また、保護者の方による仕上げ磨きの方法もレクチャーいたします。お子様の歯の健やかな成長を、一緒にサポートしていきましょう。

よくあるご質問

永久歯が出てきたのですが、歯並びが気になります。
乳歯から永久歯への移り変わりの時期は、一時的に歯並びが悪くなったように見えることもございます。経過を見守るケースも多いですが気にかかるようでしたら、是非お気軽にご相談下さい。

お子様も定期検診を受けましょう

お子さまの健康的な歯を守るためには、定期的な歯科検診が欠かせません。小児歯科では、虫歯の早期発見・早期治療だけでなく、正しい歯磨きの方法や生活習慣の改善など、予防に関する指導も受けられます。乳歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいため、大人と同じような生活習慣では虫歯のリスクが高くなります。小児歯科での予防教育を通して、お子さまの口腔内の健康を守りましょう。

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